概要
日時 : 2011.05.21(SAT) 16:00PM〜24:30AM
場所 : 福井県敦賀市、赤灯台堤防
釣法 : 生き餌の流し釣り
ロッド&リール : 5.4m磯釣り用ロッド゙、スピニングリール
天気 : 雲り
釣果 : フッコ…1匹(40cm)
同行者 : なし
レポート
今年から「シーバス」(鱸)狙いを企てている。
「ジグ」と呼ばれる「餌木」の一種を、しなりの良い専用ロッド(竿)で沖に投げて「シーバス」に「生きた魚」
と思わせて食わせる釣法で、最近の流行りの「シーバスフイッシング」と言われるものだ。
専用ロッド・ジグ・専用糸などは冬の間に買い込んでいた。
大きな「河口」と「海」との境界線あたりに、「小魚」や「ゴカイ」などが生息しているので、ポイントはその
付近になる。この時期は「稚アユ」と呼ばれる「鮎の赤ちゃん」や、「鰯の赤ちゃん」が回遊している。
夜になるとそれらを狙ってシーバスが捕食活動を開始する。よって「ジグ」も「稚アユ」色の物を選んでトライ
してみた。
「ジグ」釣りと並行して昔ながらの釣法である、「生き餌の流し釣り」も行っていた。これは「ウキ」を付け
た仕掛けに、「ゴカイ」のエサを針に付けて河の流れに任せて、50〜100m程沖に流す方法である。
16:00PMから準備をし始めて、明るい内に「試し釣り」をして「距離感」を覚えておく。日没からの実釣に備
えておいて、「準備万端」状態である。
しかし、100回近く「ジグ」をキャスト(飛ば)したが、遂に「手応え」すら無い。(*_*)
並行して行っていた「流し釣り」もエサが食べられた形跡も無い。(;^_^A
(鯵(15cm)が一匹だけ偶然釣れたケド…)
悔しい事に足元近くでシーバスが「ジャンプ」して嘲笑うかの様である。(ノ`⌒´)ノ ┻┻:・'.::・
流石に24:00AMになり日付も変わるので、偶然に釣れた鯵はリリースして帰り支度を進めた。
大凡、片付けが終わった時に「流し釣り」の竿を片付け忘れた事に気が付き、「いかん、いかん」と言い
ながらリールを巻き始めたら、岸に近づく程に段々と竿が重たくなる。「アレ?」と思ったら10m位手前で
シーバスがバシャバシャと暴れている。(「エラ洗い」と呼ばれるシーバス特有の抵抗行動)
普通は「タモ」を伸ばして取り入れるのだが、前述の如く「御道具」は全て片付け済み…。いちかばちかで
力任せで「引き抜き」を敢行した処、無事に堤防まで引き上げられた。サイズを測ると40cm有るので所謂
「フッコ」と呼ばれるサイズである。
世の中は何が幸いするか分からない事を実感した釣行となった…。(^_^;)_o/----------->゚)))≫彡 ~ ~ ~
『参考』
「鱸」は20〜40cm以下:セイゴ、40〜80cm以下:フッコ、80cm以上:スズキ(鱸) と呼ばれる「出世魚」
赤灯台堤防
上:敦賀新港 赤灯台堤防の付近
右:フッコ(40cm)